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出水市令和2年第2回定例会 第4日

○19番(築地孝一議員) いずれにしましても、災害の状況次第ではあります。国や県が示している自宅にとどまる、また親類や友人宅等も選択肢として考える必要があるようですけれども、実は、かつて鹿児島県の奄美大島で豪雨水害がありました。そのときには、自宅が被災をしながら自宅にとどまっていらっしゃった、ステイホーム。その方については避難物資が最後まで届かなかったと、こういったこともあるようですので、ここら辺はさまざまにまた検討しながら、今後、取り組みには期待をしたいと思います。いずれにしましても、市民の皆様に十分な周知が必要かと思います。
次に、避難訓練について、少し申し上げたいと思います。梅雨や台風で河川が増水する出水期を前に、水害対策訓練を実施している自治体が既にあります。岡山県の高梁市では、今月7日、新型コロナウイルス感染症対策として、避難所では検温を行い、住民の受け入れ手順を確認。訓練は、市内全域に大雨警報が発令されたと想定。市職員ら約300人が参加し、十数カ所に避難所を開設。感染予防のため、実際に住民が参加する訓練は1カ所のみで、近くの町内会から30人が参加をしたそうであります。フェイスシールドをつけた職員が、玄関前で非接触型の体温計を使って1人ずつ検温し、体調不良の住民を別の入り口に誘導、住民は、館内で職員の指導を受けながら、飛沫感染防止とプライバシー保護に役立つテントのような仕切りや段ボールベッドの組み立てを体験。訓練に参加した住民からは、自分の目で見て感じることができてよかった等、訓練に評価の声が上がっております。本市でも訓練の検討をされないか、お伺いをいたします。