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出水市令和2年第2回定例会 第4日

○19番(築地孝一議員) それぞれ答弁をいただきまして、ありがとうございます。
関連がありますので、一緒にさせていただきたいと思います。今回、現実に対応を迫られた自治体があります、市長も御存じかと思います。熊本県美里町では、先月16日に局地的な豪雨に見舞われ、町内4カ所で避難所を開設をしております。入り口での検温や健康状態の確認、そして、37.5度以上の発熱がある人を別室に誘導することを決めたほか、間仕切りの準備などを進め、住民には車中泊の検討も呼びかけております。美里町の防災担当者は、今回、幸いにも避難者はゼロでありましたけれども、大規模災害で避難者が殺到した場合、乳幼児の検温や問診は可能だろうか、と不安を口にしております。同じく、5月18日の阿久根市もしかりであります。
今、地元のホテル等では、災害時、特に台風時ですけれども、自主避難される方があるということで、市当局から呼びかけがあれば対応はできるとのことであります。そこで、今、内閣府は国の補正予算に計上された地方創生臨時交付金を、コロナウイルス対策として宿泊施設の借り上げ費用などに充てることができるとしており、自治体の取り組みを後押しをしております。例えば、ハザードマップで河川浸水区域、土砂災害警戒区域に住んでおられる要配慮者を対象に、事前登録をしてもらい、宿泊施設の活用というのはいかがでしょうか。