野焼き等の延焼拡大を防ぎましょう!

更新日:2019年10月23日

 これからの季節は、空気が乾燥するうえ、風が強い日が多く、野焼きやあぜ焼きの炎が予想以上に広がり、手に負えなくなってしまうことがあります。
 県内では、畑で野焼きをしていた高齢男性が焼死した事例もあります。市内でも、あぜ焼きの炎が広がり急いで消そうとした際に炎に巻かれ、やけどをしてしまった事例もあります。
  野焼きを行い、火の勢いが弱まったり、ある程度火が消えたことで安心し、その場を離れてしまう方もいるようです。完全に火が消えたのを確認してからその場を離れるようにしましょう。

野焼きやあぜ焼きを行う際の注意点

・ 乾燥注意報や強風注意報が発令されている時は、延焼速度(燃え広がりの速さ)が速くなるので野焼きを行わないよ
 うにしましょう。(火災が起こりやすい気象状況になった際は消防署から防災行政無線でお知らせしています。)

・ 消火器や水バケツ等、消火の準備をしてから行いましょう。

・ 火を使用している時はその場を離れず、完全に消えたのを確認しましょう。

・ 野焼きやあぜ焼きをする時は、寄せ集めて焼いたり、火が広がりすぎないように防火帯(事前に5~10mほど草を刈
 取り除去し、可燃物を取り去った帯状のエリア)を設定してから火を点けましょう。
 ※ 防火帯として、以下のような設定が有効です。
  ・ 畑の四隅を刈り取り、畑の中心部に寄せて焼却する。
  ・ 広い畑では、田の字型に刈り取り、複数個所に寄せて一個所ずつ焼却する。
  ・ 水路や道路などを利用して、火が広がらないような方向から焼却する。

・ 乾燥した日が続いた場合は極力行わず、やむを得ず行う際は周囲へ散水してから行いましょう。

・ 野焼きやあぜ焼きを行う前に消防署に届け出てください。(事前に焼却行為を把握し、誤報により消防機関が出動す
 るなどの混乱を避けるためであり、野焼き等の許可ではありません。)

たき火
防火帯の例

着衣着火にも注意が必要です

野焼き等を行う際は着衣着火(衣服へ火が着いてしまうこと)にも十分注意してください。
もしも衣服に火が着いてしまった際は、慌てず次の行動をとりましょう。

止まる 倒れる 転がる(ストップ、ドロップ アンド ロール)


①止まる(ストップ)・・・走ると風が起こり、火の勢いを大きくしてしまうので、止まる。


②倒れる(ドロップ)・・・燃えている部分を地面に押し付けて、火を消す。


③転がる(ロール)・・・地面に倒れ、左右に転がり、衣服の火を消す

ストップ、ドロップ、アンドロール




野外焼却(野焼き)は、一部の例外を除き、原則禁止されています。 
         
詳細については、下記のリンクからご覧ください。




ご不明な点がある方は消防本部へご相談ください。
(お問い合わせ)
出水市消防本部予防課
 〒899-0201
 鹿児島県出水市緑町50番2号
 TEL:(0996)63-0119   FAX:(0996)63-2281

お問い合わせ先

消防本部

鹿児島県出水市緑町50番2号

電話:0996-63-0119

FAX:0996-63-2281

メール:shobo_c@city.izumi.kagoshima.jp

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