CKD(慢性腎臓病)の重症化を予防するためのCKDネットワーク

更新日:2024年3月22日

CKDとは?

そらお

CKDとは、自覚症状がほとんどなく、末期になるまで自分で気づくことがないため、自分に関係のない病気と思ってしまいがちです。
しかし、CKDの患者数は、全国で1330万人、成人8人に1人の割合となり、現在「新たな国民病」と考えられています。
CKDを放置すると、人工透析や腎移植が必要になる場合があり、心筋梗塞や脳卒中の危険が約3倍に高まります。

CKDの病態

まめこ

腎臓の働きが健康な人の60%未満に低下するか、あるいは、たんぱく尿が出るといった腎臓の異常が続く状態をいいます。

【定義】
 次の(1)(2)のいづれか、または両方が3か月以上持続した状態のことを言います。
(1)尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らかである。
(2)GFR*が60(ml/分/1.73平方メートル)未満に低下している。
    *GFR:糸球体ろ過量といい、腎臓の機能を表す指標

【こんな人は注意!】
   ・高齢者
   ・高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病やメタボリックシンドロームがある
   ・過去に心臓病や腎臓病になったことがある
   ・家族に腎臓病の人がいる
   ・検診、人間ドックなどでたんぱく尿が見つかったことがある
   ・たばこを吸っている

どうやったらわかるの?

腎臓の機能を調べるためには、まず、健康診断を受けましょう。もし、腎臓の機能に異常が見つかったらCKD予防ネットワーク(下記参照)を活用して、適切な治療を早期に受けましょう。



 

出水地区CKD(慢性腎臓病)予防ネットワークとは?

市で行った特定健診等の結果をもとに、腎臓の異常等が発見された方をかかりつけ医と腎臓専門医が連携して診療し、CKD(慢性腎臓病)の早期発見、重症化予防を図っていく体制をいいます。

1 健診結果で腎機能が紹介基準に該当する場合、CKDネットワーク登録医(以下かかりつけ医)を受診
2 かかりつけ医は診察の結果、腎臓診療医等に紹介
3 腎臓診療医等は、必要な検査等行い、正確な腎機能を把握し、病気の診断および治療の方針の決定を行います。
4 かかりつけ医は、腎臓診療医からの指示を受け、CKD診療を継続します。

CKD流れ

CKD登録医・腎臓診療医一覧

めたこ

様式一覧

そらお
まめこ

お問い合わせ先

健康増進課 成人保健係
出水市緑町50番1号
電話:0996-63-2148 FAX:0996-62-2819 メール:kenzou_c@city.izumi.kagoshima.jp

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