出水市自殺対策計画｜鹿児島県出水市みんなでつくる活力都市　住みたいまち　出水市

出水市自殺対策計画

更新日：2020年5月27日

計画策定の趣旨

全国の自殺者数は、平成10年以降年間3万人を超える深刻な状況が続いていました。この間、平成18年に自殺対策基本法が施行され、平成19年には自殺総合対策大綱が策定されました。「個人の問題」と認識されがちであった自殺は「社会の問題」と認識されるようになり、様々な対策が推進された結果、自殺者数は減少傾向にあります。しかし、依然として２万人を超えています。
平成28年に自殺対策基本法が改正され、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指して、自殺対策の一層の強化を図っています。その中で、全ての都道府県及び市町村に「自殺対策計画」を定めることが義務化されました。
本市では、出水市健康増進計画「健康いずみ21」において「こころの健康づくりの充実」を柱に取組を推進してきました。取組としては「メンタルヘルス講演会」などの普及啓発活動、「ゲートキーパー養成講座」などの人材育成活動、「こころの喫茶店(こころの相談会)」などの相談事業を中心に進めてきました。
しかし、毎年10人以上の方が自殺に追い込まれている状況は続いています。今後、更に自殺対策の推進を図り、「誰も自殺に追い込まれることのない出水市」の実現を目指して、「出水市自殺対策計画」を策定しました。