更新日:2014年1月27日
我が家の防災対策
全国では、毎年40,000件以上の火災が発生しており、死者数は増加傾向にあります。皆さんの家も火災にならないとは言い切れません。火災にならないように火災を起こされないように十分気をつけましょう。 |
放火による出火
放火火災は、人目につかない暗い場所で起きています。「放火されない」「放火させない」「放火されても被害を拡大させない」環境づくりに心がけましょう。
● 家の内外に、燃えやすいものを放置しない。 ● 車庫や物置などには、鍵をかけておく。 ● ゴミは、決められた収集日、場所に出す。 ● 車やバイクのカバーに燃えやすいものを使用しない。 |
たばこからの出火
たばこによる火災も毎年のように出火原因の上位に挙げられています。たばこの中心部分の温度は700℃~800℃もあります。また、たばこによる火災は炎を伴わない火災で燃えていることに気付かない特徴があります。
● 投げ捨て、寝たばこをしない。 ● 灰皿に吸いさしを残したまま、その場を離れない。 ● 歩きたばこやポイ捨ては絶対しない。 ● 灰皿の中はこまめに清掃する。 |
コンロからの出火
建物火災の出火原因の第1位は、コンロからの出火です。
調理中の出火、油処理剤を投入のための再加熱時の出火、スイッチの消し忘れなどちょっとした不注意から出火しています。
● 油料理をする際はその場を離れず、離れる際は必ず火を消す。 ● 過熱しすぎない。また、コンロの近くに燃えやすいものを置かない。 ● 天ぷら油を使用するときは、過熱防止装置の付いているコンロを使用する。 ● グリル内などコンロの周りはこまめに清掃する。 |
電気関係からの出火
毎年、コンセントから出火する火災が多く発生しています。
コンセントから出火する火災は、トラッキング現象や接触不良などがあります。
● タコ足配線はしない。 ● コンセントは時々掃除をしてホコリを取除く。(トラッキング現象を起こす) ● プラグはこまめに清掃し、差込刃が変形したら交換する。 ● コンセントに差し込んだプラグに異常が発生したら使用を中止し電気事業者の点検を受ける。 ● コンセント1口に使用できる電化製品は合計1500Wまでとなっており、オイルヒーター、ホットプレートなどは、1台で1500W消費するものもあります。テーブルタップなど使用し、複数の電化製品を使用するとコードが過熱し、火災の原因になります。付属の取扱説明をよく読んで使用するようにしましょう。 |
仏壇からの出火
ローソクや線香など仏壇で使用する灯明が原因となる火災も多く発生しています。ローソクの取扱いには、十分注意しましょう。
● 仏壇を離れるときは必ずローソクは消す。 ● ローソクや線香立ての近くに燃えやすいものを置かない。 ● ガラステーブルや防炎マットを敷くなど細心の注意を払う。 ● お供え物に手を延ばすなど着衣着火に注意する。 ● 電気式、コンセント式のローソクや線香を使用する。 |
★トラッキング現象とは★
トラッキング現象とは、コンセントに差し込まれているプラグにほこりが溜まり、そのほこりが湿気を吸うと火花放電が起こり、いずれ発火してしまう現象です。
特に、冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビ、パソコンなど、普段から接続したまま長時間にわたって使用しているプラグから出火することが多く、電気製品を使用していなくてもコンセントにプラグが差し込まれていれば火災になりうる現象です。
危険物の取り扱い
家庭内には、さまざまな危険物を含んでいる日用品があります。危険物の成分等にもよりますが、火気を近づけると火災の原因にもなることもあります。 安全な日常生活を送るために、危険物に対する正しい知識を持ち、適切に取扱いましょう。 |
灯油の貯蔵・取扱いについて
購入時の注意点
● 灯油を購入する際は、金属缶または灯油ポリエチレン容器(認定品)で購入する。
※ 劣化・変形等がある場合は、使用しない。
● ガソリンスタンドで購入する場合は、はっきりと灯油を購入することを伝える。
※ 間違えてガソリンを購入し、ストーブ等に使用すると異常燃焼を起こす危険性がある。
ガソリンの貯蔵・取扱いについて
購入時の注意点
● ガソリンを購入する際は、必ず専用の金属缶(認定品)で購入する。
※ 劣化・変形等がある場合は、使用しない。
● ガソリンスタンドで購入する場合は、はっきりとガソリンを購入することを伝える。
お問い合わせ先
- 消防本部
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鹿児島県出水市緑町50番2号
電話:0996-63-0119
FAX:0996-63-2281