出水の星空・星空の見方〔夏〕
更新日:2014年1月27日
方角を知る
夏の大三角形をもとに北極星を探します
[北斗七星] -大きなひしゃくの形をした7つの星の連なり
1、ひしゃくの受けのはじめの2つの星を結びます。
2、その長さの約5倍先に北極星があります。
[カシオペア座] -アルファベットのWの字の形の星座
1、Wの線で結んだとき、左右の2本の線を延長すると左図の赤い点で交わります。
2、この点とカシオペア座の中心の星を結び、その長さの約5倍先に北極星があります。
※この北極星を押さえることにより方角がはっきりします。北に向かって右が東、左が西、真後ろが南となります。
※頭の上を天頂といい北、天頂、南を結んだ線上にある星を「南中している」といいます。[南中=水平線からの高度(角度)が最大となること]
夏の大三角形をもとに北極星を探します
1、夏の大三角形を確認します。
2、デネブとベガを軸として夏の大三角形をひっくり返すとほぼ反対側に北極星がくるので、簡単に北極星を押さえることができます。
目安となる星を押さえる
夏の大三角形
1 | 6月から7月の頃になると南の地平線から立ち上るように淡い星の集まりが見え始めます。これが天の川です。ボォッとした雲の帯のようにも見え、ミルクを流した流れのようにも見えるため外国ではミルキーウェイとも呼ばれます。まず、この天の川が見える地平線の方向を探しましょう。こちらがほぼ南になります。 |
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2 | この方向から上の方を見上げると、天の川が続いているのが確認できます。この天の川の中と左右に明るい一等星が確認できるはずです。 |
3 | 一番低い位置、南の方にある星がアルタイル、七夕の彦星です。 |
4 | またアルタイルの右上にあるのがベガ、七夕の織姫星です。 |
5 | アルタイルの左上、ベガの左にあるのがデネブです。 |
6 | この三つの星を結ぶ三角形を「夏の大三角形」といいます。 |
7 | アルタイルがあるのは「わし座」、ベガがあるのは「こと座」、デネブがあるのは「はくちょう座」です。 |
[その他]
1 | 南の地平線近くに見える赤っぽい明るい星はアンタレスで、さそり座にあります。 |
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2 | このさそりをねらうかのように直ぐ横の東の空になる6つの星を南斗六星といい、いて座になります。 |
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