市指定文化財(無形民俗文化財・史跡)35-36
更新日:2022年9月29日
市指定文化財(無形民俗文化財)
35 餅井奴(もちいやっこ)
餅井集落は,昔折口浜から深く入った入り江で,折口浜の伝説に「蛭子尊」の御舟が折口の浜で座礁し,尊の食糧としていた餅365個が化石の餅になったといわれる。その餅の化石を集めて餅井家の氏神として祀り,氏神祭りの際に奉納された踊りが「餅井奴」である。本来は男性の踊りであったが,戦後男性が少なくなったために女性が踊るようになった。 |
市指定文化財(史跡)
36 感応寺五廟社(かんのうじごびょうしゃ)
五廟社とは、島津初代から5代までの墓のことで、初代から4代までは鎌倉時代、5代は南北朝時代初期に建立された。薩摩藩26代藩主斉宣が石塔に廟堂を建立したが、現存していない。廃仏毀釈の際は法名を神名に変え、明治8年に現在の形となる。明治13年に感応寺復興以後、寺で管理している。寺では毎年7月17日に六月灯を執り行い、島津5代の慰霊を行なっている。 |
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