市指定文化財(史跡)5-7
更新日:2017年4月17日
市指定文化財(史跡)
5 城山(亀ヶ城(かめがじょう)・花見ヶ城(はなみがじょう))
城山は、出水十一ヶ城跡の1つであり、鎌倉期には和泉城と称し、傍系の和泉氏の本拠であり、室町末期までの約400年間の長きにわたって、種々変遷が行われた。室町期に入って島津氏十代忠国の弟用久が薩州家を起し亀ヶ城に入ったのが享徳2年であった。城山一帯は、厚いシラス層で、長年の侵食でできた大小の谷は通路にも迷路にもなる。東西は、米ノ津川と平良川に挟まれ城の要害性がうかがわれる。 |
市指定文化財(史跡:埋蔵文化財)
6 上場遺跡
標高約500mの上場高原一帯は、昔から黒曜石の石器がたくさん落ちている場所でした。 出水高校の考古学部顧問であった池水寛治先生は、この一帯に以前から注目しており、たびたびの調査の結果、昭和40年、上場遺跡が発見されました。 昭和41年から始まった発掘調査は、上場遺跡だけでなく、周辺の数々の遺跡にも及び、多大な考古学上の発見がありました。 上場遺跡紹介ページへ |
市指定文化財(史跡)
7 出水市麓武家屋敷(いずみしふもとぶけやしき)
出水麓武家屋敷群は、御仮屋跡(現在の出水小学校)を中心にし、5つの集落から成り立っている。かつての郷士の住む場所を麓といい、この出水麓は、新しく土地を整地して作られた住宅地兼陣地であった。武家屋敷の規模は、知覧や入来等よりも大きく、石垣の特徴ある美しさ、武家門、生垣等は島津藩の外城制度の麓集落をしのぶに十分であり、県内外からの見学者が多い。 武家屋敷紹介ページへ |
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