市指定文化財(史跡)3-4
更新日:2017年4月17日
市指定文化財(史跡)
3 山田昌巖(やまだしょうがん)の墓
山田昌巖は寛永6年(1629年)出水郷第3代地頭として福山から赴任し、勤倹尚武の徳をすすめるとともに産業の振興にも意を注ぎ慈愛をもって士民に接し善政をしいた。彼は驕ることなく、慈愛をもって士民に接し軽薄の風を厳しく戒めた。出水の士風は、いやがうえにも盛んになりいわゆる「出水兵児」の名が起こったといわれる。山田昌巖は寛文8年(1668年)9月2日没したが、その遺体は田之頭で荼毘にふされ現在地に埋葬された。 |
市指定文化財(史跡)
4 五万石溝底水道(ごまんこくみぞそこすいどう)<1ヶ所>
宝永年間(1704年〜1711年)に起工された五万石溝は、享保19年(1734年)に隧道23ヶ所、底水道2ヶ所を持つ全長約20キロメートルの用水路が完成した。底水道とは、川底を通る用水路で、この平良川底水道は、享保11年(1726年)出来上がったと言われ、当時の土木工事の水準の高さを物語るものである。現在では、五万石溝が使用されなくなったことや過去の水害で大きく破壊され、底水道もその機能を失っている。 |
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