出水歴史民俗資料館(歴史資料コーナー)
更新日:2017年4月17日
上場遺跡
上場遺跡出土品日本で最初に旧石器時代の住居跡と推定される竪穴が発見された所であり、上場独自の石器製作技法があったことも解明されています。
三十六歌仙絵
平安時代の主な歌人36人を選んで 、その和歌と姿絵を額にしたものです。
天正5年(1577年)第6代出水城主島津義虎が愛宕神社に、元禄7年(1694年)伊集院久明が山崎天神社に各々寄進したものが保存されています。
山田昌巌の遺品
第三代出水地頭山田昌巌は文武両道にすぐれた名地頭で、出水兵児の育成、産業開発など出水の治政に意を注ぎました。
愛用の槍穂 |
髪結道具 |
稚児請絵巻
「稚児請」は山田昌巌が島原の乱から凱旋したときに創始したといわれています。主君に対する忠誠を養い、併せて心身の鍛錬をめざす、出水兵児独特の行事をえがいたものです。
稚児請絵巻1 |
稚児請絵巻2 |
日置流腰矢指矢
日置流弓術は北薩地方のみ伝わる独特の弓法で、そのなかでも日置流腰矢指矢は、尚武の里出水を象徴する古武道の一つで、実践的な弓術です。
武装した武士団が、一斉に指矢を連続的に発射して敵を制圧し、腰矢では武士団が交互に前進して、間断なく矢を放ち、最後は弓を構えて敵陣に突入します。
日置流弓術指南家東郷家より天保11年(1840年)に志賀家に渡された日置流弓術の心得、秘伝書。
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