出水断層帯について
更新日:2014年1月27日
出水断層帯の長期評価について
平成16年10月、政府の地震調査委員会により出水断層帯の長期評価が公表されました。地震が起これば規模はマグニチュード7.0程度と推定され、今後30年以内に起こる確率はほぼ0〜1パーセントとされました。
出水断層帯は出水山地の北西縁に沿って、水俣市から本市を通って野田町に延びる断層帯で全長は約20キロ。北から矢筈峠、君名川、栗毛野、内木場北、内木場の5つの断層からなります。
この評価は、県が行った調査結果などをもとに作成され、断層は上下方向に1000年で平均10〜20センチずれるとみられています。最新の活動は7300年から2400年前で、平均活動間隔は約8000年と推定されています。
断層が1〜2メートルずれることでマグニチュード7程度の地震が起こる可能性があり、発生の確率は今後30年以内が最大1パーセント、50年以内は同2パーセント、100年以内は同4パーセント、300年以内は同10パーセントとなっています。
国内の主な活断層の中では「やや高いグループ」に属する活断層ですが、あくまでも確率論による数字であり、むやみに恐れたり、侮ったりすることなく、正しく受け止め、各自でできる防災対策を行うことが大切です。
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