下水道の仕組み
更新日:2014年1月27日
下水道の仕組み
家庭から出た汚水は、排水設備(敷地内の配管)を通して市が設置した下水道管に流れ込み、終末処理場に集められます。そこで汚水は処理され、きれいな水にして放流しています。1.汚水ポンプ
下水道管から流入してきた汚水をゆるやかに流し、砂などの重たく沈殿しやすい固形物を沈砂池で取り除き、その汚水をポンプで汲み上げて最初沈殿池に送ります。2.最初沈殿池
この池の水流はおそいため沈砂池では沈まなかったごみや砂が沈み取り除かれます。また、ここで取り除かれた沈殿物は「汚泥」といいます。3.反応槽
ここは、最初沈殿池から流れてきた下水のほかに汚れ(有機物)を分解してくれる微生物を同時に流し込みます。この微生物が元気に汚れを分解するように大量の空気が反応槽に送り込まれています。微生物は汚れを分解するとともに細胞分裂を繰り返し、仲間をどんどん増やしていきます。この微生物の集まりを「活性汚泥」といいます。4.最終沈殿池
沈殿しやすい状態となった活性汚泥と水とをこの池で分離させます。うわ水は塩素接触タンクに送ります。底に沈んだ活性汚泥は一部反応槽に送り、余剰汚泥は汚泥濃縮タンクに送ります。5.塩素接触タンク
最終沈殿池からのうわ水は、このタンクで塩素消毒され、きれいな水になって放流されます。6.汚泥濃縮タンク
最終沈殿池のドロ(下水汚泥)は多量の水分を含んでいるので、水分を減らし汚泥量を少なくします。7.汚泥消化タンク
汚泥濃縮タンクで濃縮された汚泥はこのタンクに送り込まれ、有機物を嫌気性細菌の働きでガス化して汚泥量を少なくします。8.脱水機
消化された汚泥を機械の力で圧縮し、水分を減らして運搬しやすい状態にします。お問い合わせ先
- 上下水道課
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出水市緑町1番3号2階
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