市民税・県民税(住民税)を計算してみましょう

更新日:2022年10月7日

市民税・県民税(住民税)を計算してみましょう

出水鶴太郎さん(サラリーマン)の場合
出水鶴太郎さん(45歳)
家族構成 妻(40歳 パート収入:1,200,000円(所得金額650,000円))・子供3人(19歳と17歳と12歳)
前年中は給与収入 5,500,000円のみ
社会保険料支払額: 275,000円
生命保険料支払額: 100,000円(一般の生命保険料※平成23年12月31日以前に締結した保険契約分)
地震保険料支払額: 40,000円

1.前年中の所得金額の合計
給与収入 5,500,000円 → 給与所得 3,960,000円 (1)
※(5,500,000×1/4)×3.2-440,000=3,960,000
鶴太郎さんには給与所得以外の所得はないので、3,960,000円が前年中の所得金額です。

2.所得控除額の計算
(社会保険料控除) 275,000円
(生命保険料控除) 35,000円
(地震保険料控除) 20,000円
(配偶者特別控除) 330,000円
(扶養控除) 780,000円 …一般扶養(33万円)+特定扶養(45万円)
(基礎控除) 430,000円
275,000+35,000+20,000+330,000+780,000+430,000=1,870,000 … 所得控除合計 (2)

3.課税所得金額の計算
前年中の所得金額(1) - 所得控除合計(2) = 課税所得金額より、
3,960,000円 − 1,870,000円 = 2,090,000円
⇒ 2,090,000円(1,000円未満切り捨て)

4.所得割額の計算
(a)調整控除前の所得割額
(課税所得金額) (税率)
1市民税 2,090,000円 × 6% = 125,400円
2県民税 2,090,000円 × 4% = 83,600円

(b)調整控除額
太郎さんは課税所得金額が200万円を超えるので、
調整控除額
={人的控除額の差の合計額ー(課税所得金額ー2,000,000円)}
={280,000円ー(2,090,000円ー2,000,000円)}
=190,000円
1市民税 190,000円 × 3% = 5,700円
2県民税 190,000円 × 2% = 3,800円

(c)調整控除後の所得割額
1市民税 125,400円 - 5,700円 = 119,700円
2県民税 83,600円 - 3,800円 = 79,800円

5.年税額の計算
区分 均等割額(A) 所得割額(B) 年税額(A+B)
市民税 3,500円 119,700円 123,200円
県民税 2,000円 79,800円 81,800円
5,500円 199,500円 205,000円
※年税額は100円未満切捨て
※平成26〜令和5年度の市民税(均等割額)は3,500円
※平成26〜令和5年度の県民税(均等割額)は2,000円

お問い合わせ先

税務課 課税係

出水市緑町1番3号1階

電話:0996-63-4031

FAX:0996-63-1650

メール:zeimu_c@city.izumi.kagoshima.jp

このページに関するアンケート

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
ご意見がありましたらご記入ください
ページの先頭へ