出水市地域おこし協力隊員の紹介
更新日:2023年6月9日
出水市では、平成27年度から募集を開始し、これまでに9名の隊員が着任し、現在では現役隊員2名、OG隊員3名が地域との連携を図りながら活動を行っています。
現役隊員
川村 洋太(かわむら ようた)
■着任日
令和2年11月1日
■着任前の所在地
神奈川県横浜市
■出水市で活動しようと思ったきっかけ
今までお茶に携わる仕事を続けてきて、九州自体には馴染みがありました。九州のどこかでお茶の仕事を創業したいと思い、山があるエリアで、働きながら創業にトライできる仕事を探したところ、縁あって出水市にたどり着きました。
■活動内容
〈ミッション〉
本市の新たな特産品の発掘と発信
主に観光スポット開発、観光ツアー造成や出水市のPR、特産品開発などが活動目標です。協力隊の2年目には、「茶ノ花」という屋号でお茶の活動を始めました。特産品開発として、出水市のお茶を使用したハーブブレンドを開発。観光ツアーとしてお茶作り体験やお茶の体験会を企画しました。その他、茶ノ花の活動でメディアに出演したりと、出水のPRにもつながる活動も実施しています。任期中に実績とデータを蓄積させ、卒隊時に茶ノ花で創業・定住し、活動目標を達成する方針で活動しています。
■隊員からのメッセージ
協力隊の3年という期間は、思ったよりあっという間でした。私の個人的な感触では、「任期中に定住・創業に向けたビジョンを持つ」では圧倒的に遅いと思います。3年間フルに使って定住に向けた行動をするためには、着任前から、「こういった仕事で創業する・定住する」という強いビジョンが必要不可欠だと思います。そういったビジョンが地方自治体・地域とマッチできているか、価値観を共有できているか、活動にどんな制約があるのか、しっかりと話し合い、考えて制度を活用し移住するべきだと思います。
OB・OG隊員
山川 温子(やまかわ あつこ)
■任用期間
令和2年9月1日~令和5年8月31日
■着任前の所在地
東京都町田市
■出水市で活動しようと思ったきっかけ
2019年末に初めて北薩地域を訪れ、そこで出逢った方々の温かい人柄、景色の美しさ、おいしい食べ物、ゆるく穏やかな空気感や雰囲気にすっかり魅了され、「移住したい!!」と一目惚れしました。ちょうどその時、出水市が地域おこし協力隊員を募集しており、今までの経験や、自分の強みであるデザインのスキルを活かした活動ビジョンを描けたことがきっかけです。
■現役隊員時の活動内容
〈ミッション〉
移住定住促進
リノベーションによる商店街の活性化
デザインやアートのご相談をきっかけに、地域で活動する方々との交流を通じて得た情報の発信や、様々な「得意」を持つ人と人、場所や機会を繋げてネットワークを広げたりなど、地域でワクワクする楽しい場づくりに積極的に取り組んでいました。
また、商店街の空き店舗を改修し、物件のみならず地域そのものの魅力を高めるリノベーションの活動を通じて、地元の方々と連携したまちづくりにも取り組んでいました。
引き続き、事業者さんのデザインやブランディングの伴走支援、学校とのコラボ企画、イベントやマルシェのプロジェクト参加などを行い、任期終了後も出水市に定住することを目指して活動していきます。
■隊員からメッセージ
出水市は、都会的な要素(買い物、医療福祉、飲食店やサービスなど)と、田舎暮らしの要素(豊かな自然、穏やかな空気感)が共存する、「暮らしやすい町」です!なにより、東京では感じにくい「人の温かさ」を、いつも実感できるところが大好きです。
町で子ども達と「こんにちは!」と挨拶を交わしたり、地元の方々からおすそ分けを頂いたりと、一人一人が支えあって生きている、人間らしい生活を送れることが、地方移住の魅力だと感じています。
移住する上での最大の難関は「自分の心地良い居場所探し、仲間づくりをすること」だと思います!!わたし自身、「出水市に移住してくれてありがとう!」と言ってもらえたり、たくさんの地元の方々に優しく接してもらえたことで、出水での暮らしが大好きになりました。
出水に移住したい人、遊びに来た人、地元で活動している人、いろんな人が気軽に交流できる拠点「scAle(スケール)」というお店をつくりました。みんなのワクワクする情報を交換できる場所として、皆さんと一緒に育てていきたいと思っています。
どうぞ、お気軽に遊びにいらしてくださいね。
出水市地域おこし協力隊SNS
お問い合わせ先
- くらし安心課 地域政策係
-
出水市緑町1番3号3階
電話:0996-63-4036
FAX:0996-63-8050