猫の飼い主さんへ
更新日:2022年4月1日
猫は室内飼育をしましょう。
室内飼育をすると
○ ご近所に迷惑がかかりません。
○ 他の猫などから感染して病気になることがなくなります。
○ 猫が交通事故にあうことがなくなります。
室内飼育をするために
トイレのしつけ
猫はトイレの後、前足で土をかけて埋めて隠す習性があります。
部屋の静かな落ち着ける場所に排泄用の箱をおいて、中に砂などを入れた猫用のトイレを準備してください。
※最初にまたたびを置いたりすると猫のにおいがトイレについて、猫が落ち着きます。
上下に動ける場所を作ってあげる。
猫は、高い場所によじ登る習性があります。
猫が立体的に自由に行動ができるように、テレビやタンスの上なども上がれるようにしてあげてください。
猫のストレス発散
猫の「遊び」の要求になるべく応えてあげてください。
猫が遊べる遊具を与えたり、外を眺める場所を作ってあげることもよいでしょう。
化学物質の害に気をつけましょう。
消臭剤や殺虫剤などの化学薬品を猫の近くで使用すると、嗅覚の鋭い猫には想像以上のストレスになる可能性があります。
近くでの使用を控えたり、換気を良くするようにしましょう。
猫に不妊去勢手術をしてください。
猫は平均して年に3回発情して、1回に5頭くらいの子猫が生まれます。
猫の新しい飼い主を探すことはとても大変です。
子猫をすべて飼うことができないのであれば、必ず不妊去勢手術をしてください。
オス猫であっても同じです!
飼えない猫を、公園や他人の家などに置き去りにすることは「動物の愛護及び管理に関する法律」により罰せられます。
避妊・去勢
「手術するのはかわいそう!」、「自然に任せるのがいい!」などの意見もあるようですが、実際には手術をした方が猫も飼い主もストレスなく暮らせます。
不妊去勢のメリット
○不必要な繁殖を制限できる。
○オスはスプレー(マーキング)行動をしなくなる。
○メスの発情期特有の大きな鳴き声がない。
○性的欲求に対する不満やストレスが減り性格が穏やかになる。
○生殖器系の病気(子宮頸がん・前立腺の病気など)の予防ができ長生きできる。
飼い主のいない猫の不妊去勢手術には、様々な助成制度があります。
野良猫の餌やり
かわいそうと思う気持ちだけで、無責任に餌だけあげることはやめてください。
集まった猫のふんやいたずらで迷惑されている人が大勢います。
猫から人にうつる病気
元気な猫でも人にうつる病気を持っていることがあります。
猫が感染したからといって、すぐに人に感染するということではありませんので、神経質になりすぎることはありませんが、ある程度の注意は必要です。
感染を防止するためには、ふんや尿を適切に始末し手指を洗うことや自分の箸で餌をあげるなどの過剰な接触をしないことが肝心です。
なかなか症状が改善しないなどの心配なことがありましたら、医師の診断を受けましょう。
お問い合わせ先
- 生活環境課
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出水市緑町1番3号1階
電話:0996-63-4042
FAX:0996-62-8126