ヤングケアラーについて、知っていますか
更新日:2023年1月5日
「ヤングケアラー 特設サイト」はこちらから
ヤングケアラーはこんな子どもたちです
「ヤングケアラー」とは、法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。
家事や家族の世話などに時間を費やすことにより、友達と遊ぶ時間や宿題をする時間が確保できなかったり、学校に遅刻、行けなかったりするなど、子どもらしく過ごせていない可能性があります。
厚生労働省が行った調査では、中学2年生の17人に1人、高校2年生の24人に1人が世話をしている家族が「いる」と回答しました。
「ヤングケアラー」と思われる子どもに対して支援する際の課題として、「ヤングケアラー」はデリケートな問題であること、本人や家族に自覚がないといった理由から、支援が必要であっても表面化しにくいことが挙げられています。
また、自身が家族の状況を知られることを恥ずかしいと思ったり、家族のケアをすることが生きがいになっていたりする場合もあることに留意する必要があり、支援を行う際には、まずはしっかりと子どもの気持ちに寄り添い、支援が必要なのか、どのような支援が欲しいのか等について聞き取ることも重要とされています。
ヤングケアラーを早期に発見して適切な支援につなげるためには、まず「『ヤングケアラー』という言葉が社会で広く認知されるようになる」ことが期待されています。
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月~金(午前8時30分~午後5時15分)
※祝日・年末年始を除く
外部リンク
厚生労働省: ヤングケアラーについて|こども家庭庁 (cfa.go.jp)
文部科学省: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008_00003.htm
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