平成30年7月18日(水)、出水市と日生化学株式会社は立地協定を締結しました。

　日生化学株式会社は、昭和42年、前身の日生工業株式会社がプラスチック加工事業所として創業以来、多種多様な包装資材を製造し日本全国に向け事業展開していました。
　平成27年、出水市内での電子部品製造用プラスチックトレーを製造する工場の廃業により、取引を受ける企業から、廃業した工場の生産設備や人材を引き継ぐ形で生産を継続できないかと、優れた技術力を有する日生化学株式会社に対して打診があり、同年11月に操業開始以降、順調に業績を伸ばしています。
　
　今回の工場増設は、鹿児島工場を重要生産拠点として更に飛躍させることを目的に決定されたものであり、新たに自動車分野への事業拡大を図り、近い将来は医療分野での進出も視野に入れた事業活動を展開することとしています。
　これにより、地域における雇用の創出はもとより、地域経済の浮揚発展にも大きく貢献するものと期待されます。