更新日:2018年5月10日
本校には、以前校章・校歌は制定されていたが、それがいつの間にか当たり前の歌詞や曲を記憶するものもいなくなったので、
新しい時代にふさわしい校章・校歌を制定した。
校章については,図案を広く児童・保護者から募集し,昭和31年1月,数多くの作品から辻田貞行氏の作品を採択した。
その後,度々修正を加え,5月初め木原実氏斡旋により,福岡市大名町佐藤合会社本店に発注し,5月28日発表会を行った。
意匠は本校草創の地八幡神社にゆかりを求め,鏡を鳩と配し,清純・正義・平和・忍耐・飛躍の意を象徴している。
校歌については,当時の学校長と教育長が,鹿児島大学教育学部長有馬純次先生に依頼。
蓑手重則・武田恵喜秀両教授に作詞・作曲の承諾を受けた。
昭和31年4月26日蓑手助教授来校。地理的条件・地域感情・本校教育の理想等,実態を調査して5月18日作詞・作曲を完成。
同22日,武田助教授の歌詞指導を受けた。
同月28日開校記念日にあたり,蓑手・武田両教授をはじめ,教育長・教育委員長・PTA役員・一般保護者多数臨席のもとに,
意義ある校章・校歌の発表会を行い,合わせて児童の学芸発表も行った。
一 豊かににおう出水野の 八幡様の森ちかく いらか輝く学び舎に 明るい自主の鐘がなる ああ 西出水小学校 |
(作物の実りが)豊かに輝く出水平野の 八幡神社の森の近くにある 瓦が輝く校舎では 子どもたちが 鳴り響く鐘のように 明るく 進んで 学習しています それが わたしたちの 西出水小学校です |
二 広瀬の川の水清く 生きぬく力うけついで みんななかよくほがらかに 心とからだみがきあう ああ 西出水小学校 |
広瀬川(米ノ津川)の水のように清らかに(素直に・誠実に) 生きぬく力を 受け継いで みんな 仲良く 朗らかに(明るく・楽しく・笑顔で) 心と体を 磨き合っています それが わたしたちの 西出水小学校です |
三 青雲たかく みんなみに 朝夕仰ぐ紫尾の山 のぞみ大きくはばたいて 平和の明日の夢をよぶ ああ 西出水小学校 |
南には 青い空に向かって 高く高くそびえる紫尾山があり 朝夕 仰ぎ見ることができます わたしたちは その紫尾山のように高い夢をもって 大きく羽ばたき 平和な未来をつくっています それが わたしたちの 西出水小学校です |