平成29年12月18日㈪、出水市と株式会社NEWMは立地協定を締結しました。
　株式会社NEWM（ニューム）は、平成19年に熊本県にて個人創業、平成21年に同地で株式会社T&Mを設立した後、再生プラスチックの販売を手掛けていましたが、平成23年8月に出水市への本社移転を機にプラスチックのリサイクル事業にも進出しました。
　社名を「地球・環境・世界・必要とされる」などのキーワードの英単語を頭文字にとって社名を株式会社NEWMに変更し、プラスチックの回収・再生加工・販売を一貫して手掛けるプラスチックレジンペレット（※）の製造メーカーとしての体制を構築しています。
　現在、「軟質ペレット」と呼ばれる柔らかい材質のプラスチックを原料とした再生樹脂の製造を主に行っていますが、リサイクル率が低い硬質プラスチックの再資源化に取り組むなど、事業領域の拡大にも積極的に取り組んでいます。
　今回の工場増設は、海外大手企業からの軟質ペレットの大幅な受注増と長期取引の拡大に対応する必要が生じたことに加え、今後も再生プラスチック分野が世界的規模で拡大することを見据えたものです。
　これにより、地域における雇用の創出・活性化はもとより、地域経済の浮揚発展にも大きく貢献するものと期待されます。

※プラスチックレジンペレット
　　プラスチック製品製造工場などから排出されるプラスチックの端材等を加工して製造された直径数ミリの粒状のプラスチック。再生プラスチック製品の原材料となる。