学校長あいさつ

更新日:2024年4月22日

校長 渕上 盛人 

 本校は、旧薩摩藩主島津家五代発祥の由緒の地野田郷にあります。
本校の校旗は、瑞鳥鶴を中の字の周りに配してあり、奇しくも島津の紋章を象ります。出水市に渡来するツルの羽数調査を初めて行った学校でもあり、鶴との縁も深いです。また、校歌は、椋鳩十先生作詞で、紫尾の山より高き理想と豊かに満つる有明の海より広き心をもてよと歌い励ます校歌となっています。
 
本校は、昭和22年(1947年)に野田村立野田中学校として設立された後、昭和24年(1949年)から現在地に移転し,自主・自律・協力の校訓のもと、心かよわすあいさつをする学校として特色ある教育活動を展開する歴史と伝統のある学校です。
 本年度は、学校教育目標として「郷土を愛し 夢に向かって 生きる力を高め 粘り強く自ら学び 郷土に貢献できる生徒の育成」を掲げ、「気付き 認め 高め合う」を目指す生徒像として教育活動に取り組んでいるところです。
 この学校教育目標を実現するために,生徒に4つの精神を身につけさせたいと考えています。

まず1つめは,「最後まであきらめないこと」(Never give up.ネバー ギブ アップ)です。準決勝のメキシコ戦では最終回までリードされながら,自分たちの力を信じ,最後まであきらめなかったからこそ逆転勝利につながったと思います。何事も最後まであきらめず,何か方法はないか考え,粘り強く取り組んでほしいと思います。
 2つめは,「チームとして戦っていること」(One Team.ワンチームであり,Our Team.アワーチーム)です。チームとは,与えられた役割をしっかりと果たすことです。一人一人が野田中学校の一員であることを自覚し,それぞれの役割をしっかりと果たしていきましょう。野田中学校を私たちのチームと思い,一つのチームになって盛り上げていってほしいと思います。
 3つめは,「最善を尽くす」(Do my best.ドゥー マイ ベスト)ということです。一人一人が与えられた役割をもてる力を最大限に発揮できたからこそ優勝できたと思います。かけがえのない中学校生活の「今,その時」を大切にし,その時に最善を尽くすことが充実した中学校生活につながっていくと思います。
 4つめは,「将来に向けて大きな夢や目標(野望・大志)を持つ」(Ambitius for the future.アンビシャス フォー ザフューチャー)ことです。最初から「できないだろう」ではなく,できなくてもいいから大きな夢や目標を持ち,それに向かって努力することが大切だと思ます。
この4つの頭文字をつなげると「N・O・D・A」(野田)となり,「N・O・D・Aの精神」として取り組んできたいと思います。

また,令和6年度は「渇して井を穿つ」を取組の重点に置き、 ”必要となってから慌てて準備しても間に合わない”ということを職員全員と共有しながら進めてまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

N・O・D・Aの精神

N・O・D・Aの精神

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