更新日:2023年4月1日
AEDの使用手順
(3)電極パッドを貼る
・傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。
・電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールからはがし、粘着面を胸部にしっかりと貼り付けます(貼り付ける位置は電極パッドに絵で表示されていますので、それに従ってください)。
・機種によっては電極パッドのケーブルをAED本体の差込口(点滅している)に入れるものがあります。
ポイント
・電極パッドは、右前胸部(右鎖骨の下で胸骨の右)および左側胸部(脇の5~8cm下)の位置に貼り付けます。電極パッドを貼り付ける際にも、できるだけ胸骨圧迫を継続してください。
・電極パッドは、肌との間にすき間を作らないよう、しっかりと貼り付けます。アクセサリーなどの上から貼らないように注意します。
・成人用と小児用の2種類の電極パッドが入っている場合がありますが、未就学児(6歳未満)の傷病者にも大人用の電極パッドを代用できます。 また、小児用のパッドは大人には使用してはいけません。
2 心電図の解析
◆電極パッドを貼り付けると「体に触れないでください」と音声メッセージが流れ、自動的に心電図 の解析が始まります。
このとき、「みなさん、離れて!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。
3 電気ショック
◆ AEDが電気ショックを加える必要があると判断すると「ショックが必要です」などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります。充電には数秒かかります。
◆ 充電が完了すると、「ショックボタンを押してください」などの音声メッセージが出て、ショックボタンが点灯し、充電完了の連続音が出ます。
◆ 充電が完了したら、「ショックします。みんな離れて!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認し、ショックボタンを押します。
4 心肺蘇生法を再開
◆ 電気ショックが完了すると、「ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始してください」などの音声 メッセージが流れますのでこれに従って、直ちに胸骨圧迫を再開します。
胸骨圧迫30回、人工呼吸2回の組み合わせを続けます。
5 AEDの手順と心肺蘇生法のくりかえし(※人工呼吸ができない、又はためらいが
ある場合は胸骨圧迫のみ続ける。)
◆ 心肺蘇生法を再開して2分(胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせを5サイクルほど)経ったら、AEDは自動的に心電図の解析を再び行います。音声メッセージに従って傷病者から手を離し、周りの人も傷病者から離れます。
◆ 以降は、「2 心電図の解析」、「3 電気ショック」、「4 心肺蘇生法の再開」の手順を、約2分間 おきにくりかえします。
お問い合わせ先
- 消防本部
-
鹿児島県出水市緑町50番2号
電話:0996-63-0119
FAX:0996-63-2281