そらいろのたねは、中央図書館での「おはなしのへや」を活動の中心として、依頼に応じて、いろいろなところで読み聞かせをしているグループです。
「おはなしのへや」は、毎週水曜日の午後4時から30分間、集まってくれる親子を対象にしています。真剣に聞いてくれるとき、一人一人の瞳の輝きに、読み手の私たちも大きな力をもらっています。
「そらいろのたね」というグループの名前には、読み聞かせを聞いてくれる人たちの心の中に、いつか美しい花を咲かせる種をまいていきたいという願いが込められています。
その花は、自分の気持ちを人に伝える言葉であったり、人の幸せを喜び、不幸を悲しむことのできる思いやりであったり、実行していく行動力であったりするかもしれません。
今は、楽しい、おもしろいと思って聞いてくれているお話が、いつかどこかでそれぞれの心の中で広い広い満開の花畑になっていくと想像することは、私たちにとっても大きな喜びです。
ささやかな活動ですが、これからも多くの皆さんへ読み聞かせをお届けしたいと思います。
 

虹色のゆめは、「全ての子どもに本と親しんでもらう機会を増やそう」と、「子ども読書年」の平成12年4月に発足しました。絵本・紙芝居等の読み聞かせを中心としたおはなしボランティアとともに、読み聞かせ会をより楽しくするために小道具などを手作りする手作り制作ボランティアも活動しています。
活動は、高尾野図書館を拠点に、「おはなしのへや」「地域子ども会読書の集い（自治会での出前読み聞かせ会）」「ブックスタート」での読み聞かせのほか、小学校や中学校に出向き、読み聞かせを行っています。
内容は、子どもだけでなく大人の方にも楽しんでいただきたいと、絵本の読み聞かせ、わらべ唄、指遊び、郷土に伝わる物語の手作り紙芝居（方言で演じます）、人形劇、一人芝居、エプロンシアターなど、バラエティに富んだプログラムをご用意しています。
子どもたちと交わり、お話を楽しむ顔に出会えることが何よりの喜びです。子ども・保護者をはじめ、多くの方に読み聞かせの大切さを伝えていきたいと思います。

私たちは、出水市立野田図書館のおはなし会を中心に、「できる事を　できる人が　無理なくやる」をモットーに活動を行っています。依頼があれば、幼稚園・保育園、小学校・中学校、自治会、老人会などの出張読み聞かせ会にも出向いて行きます。また、市の実施するブックスタートにおいては、小さい時からの読み聞かせの大切さなどを保護者の方にお話しさせていただいています。
平成23年6月からは、乳幼児向けのおはなし会「だっこDEえほん」を、月1回野田図書館で開催しています。これまでの活動から、子どもの成長に応じた読み聞かせの重要性を感じて、赤ちゃんと保護者の方にあたたかな時間を過ごしていただきたいという思いから実施しています。
赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々へおはなしを届けていますが、個性豊かなメンバーがそれぞれの特技を活かし、わらべ唄、指遊び、アニマシオンなど、様々な技法を取り入れて対応しています。おはなしを聞いてくださる方々の楽しそうな表情を見ることが、何よりの楽しみのです。
これからも、本の持つ力を借りて、多くの人との交流を通し、ふれあいを大切に心あたたまる時間を共有していきたいと思います。

おはなしぽけっとは、平成２９年４月に発足し、ツル博物館クレインパークいずみを拠点に活動しています。
主に子ども達を対象とした、市の主催する「ブックスタート」、「セカンドブック]、「おはなし玉手箱」などの
事業への参加や、学校などの依頼に応じて読み聞かせを行っています。
また、ツル博物館クレインパークいずみの企画展などで、動物や鳥に関する読み聞かせやクイズなども行っています。
そのほかに高齢者を対象とした絵本を通した読み語りも行っています。
会員の特技を生かし英語による読み聞かせや、手作りの人形を使った読み聞かせを行っているのも特徴です。
今後とも、無理をせず、楽しみながらいろいろな年齢層の方と出会い、おはなし会に参加した読み手も聞き手も
「また参加したい」と思えるような楽しい会を目指していきます。