学校長あいさつ 

更新日:2024年4月18日

 令和6年度は、新1年生4人と3人の転入生が新しく加わり、全校児童23人、教職員9人(鶴荘学園との兼務1人を含む)でスタートいたしました。
 本校は、地域の良さを生かした様々な体験活動を通した環境学習を行っており、蕨島の豊かな自然や歴史の中で、学校・保護者・地域の連携に支えられ、子供たちの学びの充実を図っています。
 本年度も、これまでの教育活動での成果と課題を引継ぎ、さらに発展させられるように頑張ってまいります。これからも蕨島小学校をよろしくお願い申し上げます。
 
 さて、本校のホームページを初めて御覧いただいた皆様、ありがとうございます。
 本校は、鹿児島県出水市の西端、黒之瀬戸の東方に位置し、不知火海に面する温暖なところにあり、創立131年の歴史ある学校です。また、ツルの渡来地で全国的にも有名な荘地区の西側にあり、本校周辺にも多いときは千羽くらいの鶴が飛来し校区の方々を喜ばせています。
 地域は、1公民館・1校区でまとまっているため、人情味があり伝統を大切にするとともに、郷土愛が強く、学校に対しても大変協力的です。
 そして、小規模の「特認校」であり、一部を除き、出水市内の他校区にお住まいでも、通学することができる学校でもあります。
 平成23年度から自治会・PTA・学校が一体となって、「特認校生募集」や「定住促進」に取り組み、出水市内を中心に広報活動を続けています。
 また、蕨島小学校は一歩校門を出ると「ラムサール条約登録湿地」が広がり、環境教育の充実に向けて、関係機関の協力を得ながら教育課程や教育環境を整えています。「環境学習をはじめ特色ある教育活動が充実している蕨島小学校」へとさらに歩を進めております。
 具体的には、「田んぼの生き物探し」「野鳥観察(ツル観察を含む)」等の湿地を活用した活動、「ヒラメの放流」「海釣り・クルージング体験」「シーカヤック体験」「海の生き物探し」等の海での活動を中心に、自然の中で体験的に学ぶ活動が充実しております。また、他校(市内や県内)、韓国のイナン小学校との交流学習、年4回の小学校五校集合学習、鶴荘学園との交流学習(6年生)等を位置付け、学びの充実、小規模校のデメリットの解消、中1ギャップ解消等、「つなぐ・つながる」教育の充実を図っています。

 本校のキャッチフレーズ「一人一人が光り輝く蕨っ子」のもと「行き届いた指導で力がつく」「体験活動で豊かな心が育つ」「誰もが主役になれる」教育は、豊かな自然環境と地域の全面協力の体制により確実に教育の成果を上げております。
 繰り返しですが、本校は特認校であり、一部を除き、出水市内の他校区にお住まいでも、通学することができます。「必ず子供を伸ばす」という強い気持ちでがんばっておりますので、どうぞ、蕨島小学校へお越しください。お待ちしております。

                                             令和年6年
                                               出水市立蕨島小学校  校長  石原近子

このページに関するアンケート

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
ご意見がありましたらご記入ください