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出水市令和5年第4回定例会 第6日

○産業建設委員長(道上正己議員) それでは、議案第75号「出水市公開武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」について、産業建設委員会が審査しました概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
「麓庭園に関しては、県の事業だったと思うが、市の負担はなかったのか。」との質疑に対し、「麓庭園は、県の「魅力ある観光地づくり整備事業」で整備されたので、市の負担はなかった。」との答弁でした。
続く討論において、賛成の立場で、「これまで竹添邸、税所邸を対象にした条例に、県の「魅力ある観光地づくり整備事業」で整備された麓庭園を含める内容であるが、市で管理する以上は、この条例改正は必要であると思われる。ただ、運用に当たっては、今後の状況を注視し、改正すべきところは改正するように柔軟な姿勢で臨むことを希望し、賛成する。」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第76号「公の施設の指定管理者の指定について(高尾野地域社会体育施設等)」について、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
「これまでに指定管理者から要望、意見はなかったか。」との質疑に対し、「指定管理者からは、施設使用料について、長く見直しがなされていないことから、見直しをしてもらえないかとの意見をいただいている。」との答弁でした。
続く討論において、賛成の立場で、「今回、指定管理者候補者となっている団体は、現在も指定管理者として施設を管理しているとの担当課からの説明があり、現地調査も行ったところ、しっかりと管理しているようなので、異論はないところである。」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第77号「公の施設の指定管理者の指定について(野田地域社会体育施設等)」について、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
「これまでに指定管理者から要望、意見はなかったか。」との質疑に対し、「指定管理者からは、特段の要望は受けていない。」との答弁でした。
続く討論において、賛成の立場で、「今回、指定管理者候補者となっている団体は、現在も指定管理者として施設を管理しているとの担当課からの説明があり、現地調査も行ったところ、しっかりと管理しているようなので、異論はないところである。」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、産業建設委員会の委員長報告といたします。

○産業建設委員長(道上正己議員) それでは、議案第58号「令和5年度出水市一般会計補正予算(第9号)」所管部分について、産業建設委員会が審査しました概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
予算書25ページ、1節市有地売払収入、08細節道路河川課分について、「旧市道矢房5号線の払下げに伴う売払い収入であるとの説明だったが、どういう形で査定評価されたのか。」との質疑に対し、「土地の評価と附帯工作物である道路部分の評価があり、土地代が659万円、附帯工作物の部分が1,254万9,000円、合計1,913万9,000円である。」との答弁でした。
予算書43ページ、27細目鳥獣被害対策実践事業費のイノシシ・シカ用金網柵等設置事業補助金について、「10地区のうち1地区から取下げがあったとのことだが、その一つの地区はどこで、規模はどれぐらいか。」との質疑に対し、「取下げがあったのは上場開拓地区で、規模は10.6ヘクタール、1,314メートルである。」との答弁でした。
予算書45ページ、04細目有害鳥獣防除事業費について、「鳥獣被害対策実施隊の出動回数の増による報酬の調整であるとのことだが、今年度は出動回数が多いのか。」との質疑に対し、「今年度は、出動回数がかなり多くなっていて、調査も含めて100回を超えている。」との答弁でした。
予算書47ページ、09細目出水駅東口活性化施設管理費及び03細目観光施設管理費について、「賃金・物価上昇に伴う特別補塡分ということで説明があったが、この物価上昇というのは、主に電気料のことか。」との質疑に対し、「この上昇分については、人件費、消耗品費、光熱水費、燃料費の上昇分である。」との答弁でした。
予算書49ページ、06細目里道等整備事業費について、「要望が多く、9月末の時点でほとんどの予算を消化するような状況であったため、追加するものであるとの説明だったが、要望の件数と内容はどういうものか。」との質疑に対し、「これまでに15件の申請があって、14件は執行済みであり、1件が保留となっている。また、他に4件ほど相談があり説明をしている。要望の内容については、水路整備、砂利散布、防草対策、蓋版設置などがある。」との答弁でした。
討論に入り、賛成の立場で、「この補正予算については、全体的に賃金、物価上昇等にしっかりと対応されていることや、道路河川課については、経済対策、端境期対策もしっかりされていること、また、農業施設の更新や多面的機能支払交付金事業については、地域の要望も多いので、今後とも積極的に取り組まれることを望むことから賛成する。」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第67号「令和5年度出水市下水道事業会計補正予算(第3号)」について、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
予算書17ページ、資本的収入及び支出の収入の固定資産売却代金について、「旧市道矢房5号線の払下げに伴う管路施設の払下げの売払い代金とのことだが、道路を買った者が下水道管も買わなければならないのか。」との質疑に対し、「本下水道管に流入している汚水は、旧市道の払下げを受けた法人からのみであり、法人所有地の中に下水道管が埋設していることになるため、今後の維持管理や将来的な権利関係等から下水道管の払下げを行うものである。」との答弁でした。
討論に入り、賛成の立場で、「今回の補正予算については、旧市道矢房5号線の払下げに伴う下水道管の売却ということで、市道が民有地になることによって、その中に埋設してある下水道管については、民間が管理することは当然であり、この市の取組については評価するものであることから賛成する。」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、産業建設委員会の委員長報告といたします。

○産業建設委員長(道上正己議員) 今後、将来に向けての御意見はありませんでした。

○産業建設委員長(道上正己議員) 設置していた関係者が高齢者になって、事業を推進することができなかったというふうに聞いております。

○産業建設委員長(道上正己議員) 以前には景観がちょっと悪いというような市民の御意見は伺っているところであります。

○産業建設委員長(道上正己議員) 市道を売り払ったということはありましたけれども、いつから民間の方が占有してされるかということは、聞いておりません。