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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○田畑幸二安心サポートセンター長 本市のひきこもりの方の年代別の人数ということですが、一番多いのが40歳から49歳の方が14名、次に多いのが50歳から59歳の方が9名、そして30歳から39歳の方が7名となっております。

○田畑幸二安心サポートセンター長 今、学校現場でのひきこもりの状況を教えていただきましたけれども、安心サポートセンターでも現在、令和5年度から、訪問支援をしていただくアウトリーチ支援員という方と配置しております。そして、今年度になりまして、そのアウトリーチ支援員の方が、各義務教育学校を訪問して、卒業後の進路に不登校等不安がある方、そういう方の相談窓口ということで安心サポートセンター、そしてまたアウトリーチの支援員を配置をしているということで、相談をしていただきたい旨で、義務教育学校、小学校8校、中学校6校ということで、現在、顔つなぎをしているところです。

○田畑幸二安心サポートセンター長 アウトリーチ支援員の具体的な取組ということですが、このアウトリーチ支援員を配置した元々の考え方というのが、待ちの姿勢ではなくて、こちらのほうから情報を仕入れたら、即座に素早く状況を把握して支援を届けるということが、第一の目標でございます。ですので、現在、いろいろな情報が私どものところに入ってきて、そしてまた、アウトリーチ支援員のほうが連絡を取る、その方の家族に接触をする、そしてまた本人に接触をするということで、少しずつ関係を築いて、その方が外に出られるような支援をしていくというのが、現在取り組んでいる状況でございます。

○田畑幸二安心サポートセンター長 相談についてですが、この相談も御家族からあったり、まれに本人からあったりするのもあるんですが、ほとんどが周りの気にかけている事業所、そしてまた気が付いた自治会長さん、また民生委員さんから情報をいただいて、そしてこちらのほうで、そのいただいた情報を基にして動いているというのが、今の現状でございます。

○田畑幸二安心サポートセンター長 この41名というのは、鹿児島県が民生委員さん方に対して行った調査でございますので、そこで把握できた人数が41名と。それ以外でも、当然そこに表れない方たちもいらっしゃいますので、そういう方たちの情報を集めて、こちらも支援につなげているという状況です。

○田畑幸二安心サポートセンター長 家庭相談員その他、社会福祉協議会との関係ということの御質問ですが、家庭相談員は安心サポートセンター内に配置をされておりますので、随時、連携をしている状況です。そして、社会福祉協議会さんとは、各種貸付金制度等をはじめとして、生活困窮者の自立支援を通して相互に連携をしている状況です。

○田畑幸二安心サポートセンター長 ひきこもりに関する啓発活動等ということですが、今、議員のほうでもおっしゃっていただきました今年度、初めてひきこもりの支援をする方に対しての研修会を開催いたしまて、大変好評を得たところでした。
また、それ以外ということですが、広報紙を通して、ひきこもりの相談窓口としての安心サポートセンターの周知、そしてまた同じ悩みを抱えていらっしゃる御家族同士で語り合ったり、また情報を交換していただくための「ひきこもり家族サロン」の周知をしているところです。

○田畑幸二安心サポートセンター長 実際に行っていらっしゃるのは「かえるの家」さんということなんですが、そこは実際の事業所でして、それを運営していらっしゃるところが特定非営利活動法人の「生活支援の会・おれんじの家」さんが、実際は運営して支援していらっしゃるという状況になっております。

○田畑幸二安心サポートセンター長 ひきこもり者の方の居場所のかえるの家の、実際の稼働状況ですけれども、今年の10月までの実績なんですけれども、開所日数が143日、延べ利用者236名、その中には家族の利用者の方も10名ほど含まれております。

○田畑幸二安心サポートセンター長 近隣とのこのひきこもりの情報交換ということですが、現在のところ、特に情報交換は行っていない状況です。