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出水市令和5年第4回定例会 第2日

○13番(土屋工吉議員) おはようございます。今回、初めて人生で1回しかない一番くじを引きました。今年の暮れから来年にかけては、くじ運がよいのではと思います。くじを大事に、もう10時過ぎですが、お聞き苦しいとは思いますが、しばらくお付き合いいただきたいと思います。
市民の方から、「質問を40分、フルに使いなさい。」と要望がありますが、私は早めの質問で素直に、今日は杉本議員が2番手ですから、バントヒットで出て、ヒットエンドランを狙いたいと思います。
今年はウクライナ侵攻、ガザへのイスラエル攻撃、子供たちが犠牲の風景が目に飛び込みます。本当にかわいそうですね。日本はまだまだいいなというのを、つくづく考えます。
物価高騰、どの職種でも少子高齢化に人手不足の状況にあります。保育士、介護士、医療センターの医師、看護師、いろいろありますが、例えば建設業、早速皆さん方に紹介しますが、出水市都市計画課では、8月上旬、西回り自動車道の現場仕事を、小・中学生を交えて体験させていただきました。本当にありがとうございます。建設部長、それに担当課長、担当職員、いろいろと力を注いでいただいて、実際、特に高齢者の方が「どげな道路がでくっとよ。」と質問がありますが、そういったものを現に皆さん、期待されている。そこを現場でいろいろと体験しながら、将来の仕事に自分の汗を流す。そういった子供の教育に対し、本当に都市計画の皆さんが8月、確か3日でしたか、4日でしたか、体験させていただきました。本当にありがとうございます。3回ぐらい頭を下げないと、ちょっと失礼だなと思います。ただ、汗を流すだけでなく、自分の試行錯誤をしながら仕事をする姿、若い方々にぜひ1度、現場担当の声を聞きながら体験する、すばらしいことだと思います。本当にありがとうございました。
今、台湾の若者たちと野田小学校、上場小学校、それぞれ交流されておりますが、若い頃、刻んだ夢を追いながら、自分の仕事を伸ばしていく。すばらしいことではないかと思います。「若い頃は台湾へも行ったよな。」と、そういった思い出を持ちながら、すばらしい夢を若者に期待しましょう。
それでは、通告に従い、1回目の質問とします。今回の私の質問の目的は、第2問目の水利施設保全高度化事業の広報と啓発を目的としております。よろしくお願いします。
まず、河川堤防の改修、維持管理について、質問します。準用河川等定期的に管理されているのか伺います。
次に、継続された進行中の出水インター付近の排水の件なんですが、小次郎川水系の合流地点の内水氾濫は考えられないか伺います。排水対策として、我が米ノ津地域は本当にありがたい地域であります。ポンプ場の計画も、今進行中。仮に線状降水帯が発生した場合、地域も大変です。この地域は、子供たちの通学路でもあることから、安全柵等の計画はあるのか、伺います。
第2問目に、この前、県の担当者より掲示された水利施設保全高度化事業、基幹水利施設保全型というんですが、令和6年度新規採択希望の出水市の対応を伺います。特に、農業施設は40年、50年、我々が高校を卒業する頃、できた品物で、大変老朽化しております。我々も、もう血圧の薬を飲まないとなかなか生存ができないと、そういう状況にある中で、老朽化した施設の改修、特にお願いしたいと思います。
3問目に、前々回、6番議員の質問もありましたが、鹿児島県で一番、住みやすい出水市ですが、市民の方から「おいげん子供の仕事がなか。おいげん孫の仕事がなか。」なかなか仕事場を探すには難しい出水市ですねという提案がありますが、やはり市長、ここにもう1回、後ほど質問がありますが、熊本県菊陽町のTSMCではありませんが、九州全体でこの事業を伸ばすんだ、西日本全体でこの事業を伸ばす、そういったものの、いい事を真似していいと思います。ぜひ、そういった昔の出水製紙工場、鹿児島NECといった活気のある出水市を目指して、市長にもう一度、お願いしたいと思います。宮之城のほうでも、日特、川内港の国際港を目指した、そういった地域の活性化をやっていますので、ぜひ、出水市も今必要な件ではないかと思います。よろしくお願いしまして、1回目の質問といたします。

○13番(土屋工吉議員) 早速ですが、書画カメラの1をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、南日本新聞でこの前公表されました。さつま農場、やうちの方もおいやっですが、なかなか公表しませんので、このさつま農場は農業の経営改善とか地域農業への貢献、非常に立派だ。年間5億円の水揚げを目標としながらやっていく。出水市としては、最高賞の受賞であります。本当におめでとうございます。
次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これも、南日本新聞にこの前掲載されました、美原町の肥育牛の枝肉共進会で初めて最高賞を取られた方の記事であります。なかなか、出水市の共進会では県に行けるというのが難しいと書いてあります。その中で、立派に県の最高賞を取られた。そういった農業施設の老朽化はあるけど、皆さん、頑張ってこういったものを一生懸命やっている。まだまだ、いろいろとありますが、そういった中で、地域の農業に対しての考え方を、もう一度、農林部長なり、お答え願いたいと思います。

○13番(土屋工吉議員) ちょっと順番を間違えたみたいやな。
次の書画カメラをお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、小次郎川水系の寄州が繁茂した下流側の状況です。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これも、小次郎側のちょうど合流する手前の左側に食品工場があるんですが、こういったものを全て除去しながら、準用河川並びにそういった新しいものができても、そういった今の設備をしっかり維持管理して、100%、120%の効果を出していくという考え方を持っていただきたいと思うのですが、そこら辺は維持管理上どうですかね。

○13番(土屋工吉議員) 最近は、地球温暖化で田んぼのあぜは、昔はこんなだったやつが、今はこんな大きくなりました。川も一緒ですが、繁茂する草類、そういったものが非常に多くなっています。我々も農地水保全会のほうで、いろいろ管理していますが、やはり、今人間が足らんです。機械で全てやらないと、なかなかできない。そういったところを、もしよければ、そういったものを利用しながら維持管理していく。もう、ほとんど人手はなくなってしまいますよ。遊休水田もいろいろ出てきますが、本当に我々が元気でなければ、出水の田んぼはだめになったんかやろかい。そのくらい思います。
書画カメラ、次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)今、市長の答弁からありましたように、時間雨量85ミリですか。今、出水インター付近の農水関係の水路がしっかりできています。すばらしいと思います。次、お願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、向こう側が米ノ津小学校、ちょうど合流の所です。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)今、撮った写真が、上流側向こうです。上村地域から流れてくる水が、手前の水路から入ってきます。ちょうど、この水路断面が狭くなっているんですね。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)私が、一応漫画を描いてみましたが、上のほうをお願いします。今の合流点が、ちょうど青の矢印でとってありますが、支流というのが小次郎川水系のあの状況です。水は真っすぐしか流れないですよ。カーブをつければ、そこに寄州ができて、なかなか難しい。おまけに、ちょうど水路の上の部分が、河川断面が狭くなっています。地域の方に聞けば、今赤で塗ってある用水路なんですが、これを利用して小次郎川水系の支流をうまくつくって、水を誘ってあげる、そういった状況ができないかというのを提案されています。今の赤の用水路を使って、支流の赤い矢印があるんですが、あそこら辺で水を一緒に流してやれば、おそらく内水氾濫せずに、きれいに流れていくんじゃないかと。これは、地域の方からの声です。
地域の方は30年、40年、50年住んでいるわけだから、やはり地域の声も聞きながら改修をお願いしたいと思います。
下のほうをちょっと。私が若い頃、学んだ流体力学の漫画を描いてきました。どうしても河川断面を絞ってしまえば、Q=AVですから、損失係数も幾らか要りますが、やはり流速が早くなる。そこで何らかの支流をもっていくという形を考えれば、ぜひ、改修のまだ途中ですから、そういったものを考えていただきたいと思います。そこら辺は、地域の声を求める、そういった考えはないか、伺います。

○13番(土屋工吉議員) 何でも、あってからでは遅いんですよ。私は、前市長のときに、「88ヘクトパスカル、88ミリ、風速88メートルの台風が来たらどうされますか。」という質問をしましたけれども、やはり、あとで紹介しますが、球磨川の上流の川辺川とか、いろいろ山間部、九州山脈の水が全部来るんですね、あそこは。そういったものを考えれば、大川内、高尾野、野田の水が、やはり円滑に流れないと、安全率を2以上は考えていかないと、なかなか難しいと思うんですが、そこら辺は、やはり地域と説明会をして、地域の方の声を聞きながら、もう1回。設計変更、特に金がかかる設計をしなさいということは言いませんが、そこら辺をもう一度考えるなら、どうでしょうか。

○13番(土屋工吉議員) 今、私は我が米ノ津地域は、本当にありがたいお金を使ってくれているなと思うんですよ。ポンプ場も来年、再来年くらいに完成していく。特に、あの地域には大きな高齢者施設があります。我々の地域も雨が4日降れば1週間浸かる所です。それを800頭の馬の力でくみ出す。本当にありがたいことです。
だから、私が一番心配するのは、あんな大きな川の流れを、両方90度で入ってくる水が、どうして流れるかなというのを心配するんです。下はちゃんとした河川断面がありますが、上村から降ってくる水、今度出水インターから流れてくる水、喧嘩して流れないんじゃないか。お互いに譲り合って流れていけば非常にいいんですが、そこら辺が一番心配なんです。地域の方も、一番心配される。
今、説明がありましたように、用水路のほうは流量計算に入っていないと言うけれども、せっかく水の流れを強く正常にしてやろうという、そういった水路があるもんですから、そこら辺を地域の方が「あん溝を使えば、よかっじゃらい。あん溝に、捨て水ができるようにしてやれば、そこは市有地だから、簡単じゃらい。」ということを言われる。
もう一回だけ、そこら辺を地域の方に、完成前に説明してやるというのを、ぜひ、お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

○13番(土屋工吉議員) 書画カメラ、次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは小次郎川水系の主流となる大きな河川断面です。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)この風景は、今市長からありました球磨川水系の川辺川の復旧が、まだできていない状況です。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)手前に茶園が見えますが、一番向こうの右岸側ののり面が、まだブルーシートですね。こういった状況で、なかなか進まない所があります。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)こういった建設業の方が、一生懸命、今造っていますが、次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)ちょうど右岸側の道路に、ああいった立派な橋が架かっているんですが、この鋼製でありながら、多分、長寿命化はやっていると思うんですが、なかなか山間部の道路も通行止めが多いということをよく伺っていました。次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)真ん中ほどに寄州の除去の跡の堆積物があるんですが、やはり国交省にしても、こういった河川の管理というのを特に気をつけてやっているみたいです。
次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、次の2問目の、令和40年までということは、我々は生きとらんですね。5年を周期にやっていくと。この前、県の担当課のほうから、ある総代会の中で説明がありました。この写真は高尾野町の八久保頭首工なんです。先輩に聞いていったら、あそこはヤマビルがおっで気をつけよと。ヤマビルに食われなくて済んだんですが、こういった設備が、多分これは50年以上なっていると思うんですね。左の導水路を見たら、導水路のほうが決壊している。ただ、頭首工だけでなくて、そういった導水路関係の補修も、いろいろ出てまいりますが、極端に今、頭首工とかいろいろ整備計画があるようですが、導水路関係は特に整備されないか伺います。

○13番(土屋工吉議員) 次の書画カメラをお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、3号線のすぐ上流側の井堰になるんですが、鋼製であって、これも大分なっていますね。ここを見守る農家の方に見守人さんというのを各地域に決めてあるんですが、これを作動させて完全に水を上げようというのは、なかなか難しいと思います。こういったものを整備していくという計画がありますが、やはり、ある組合に私はいつも言うんですが、水を上げてからは管理ができない。水がないときにしっかり管理をしなさい、維持管理しなさいとお願いするんですが、そういった方向で、ぜひ、こういった事業も進めていただきたいと思います。
次をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、この前、県の担当課にもお願いしましたが、住吉町のある1.5町歩で今の時代に海岸線の潮が上がって、米ができない。そういった地域があります。丸Aの所に畳4枚敷の招き戸があります。Bの所には、転倒防止型の水路保護があります。Cの所にないんですね。Cの所にないもんだから、お盆の潮が高いときには、しょっちゅう難儀して、米を作っても、塩害でやられてしまう。1.5町歩ぐらいあります。こういったのを県の担当課にちょっと話したら、「市のほうから上げてくださいよ。」ということを言ってありますので、ぜひ、そういったものを、地域の方の声を聞きながら、進めていただきたいと思います。
今回は舌っ足らずで、なかなか質問がまとまりませんでしたが、これで私の質問を終わります。