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出水市令和5年第4回定例会 第1日

○12番(吉元勇議員) この交通災害ですけれども、いつまでも行政が主体となってやらないといけないのかなという気はしておりますが、その辺の状況はうまくいっているということでしたけれども、これ、いつまでも出水市というか行政が主体となって、交通災害共済、これだけ保険が幅広く民間でやっているのに、行政がやらなきゃいけないのかなという観点からの議論がなかったかどうか、あれば紹介していただきたいのですが。

○12番(吉元勇議員) 委員長報告で、委員会での討論でも黒字だから賛成するといったような説明、報告がありましたけれども、以前から言っているように、公設の病院、あまり「黒字、黒字」と言っていると、医療倫理のほうに影響があるのかなという気がしておりますが、僕もずっと定期的にかかっておりますけれども、過大な診療があるとか、あるいは医療倫理云々とか、そういったような指摘的なもの、報告があればお願いいたします。

○12番(吉元勇議員) 認定第9号「令和4年度出水市病院事業会計決算の認定について」、意見を付して賛成といたします。
先ほど、委員長報告あるいは討論の報告でもあったように、公設の病院が「黒字、黒字」といったようなことが、ちょっと前面に出すぎているような感じがします。これまでの病院経営というのは、市民の認識にもあるように、「どうも経営がうまくいっていない。経営がうまくいっていないということは、医療にも大変不安がある」といったような長年の懸念がありましたけれども、ここにきて、例えば経営の面においては黒字が続いているといったようなことがあって、何となく安定した病院になったのかなという認識はありますけれども、確かに黒字になれば、職員の募集においては、あるいは看護師の募集においても、何らかのプラスにはなると思いますが、黒字というのが、この背景に、医療倫理において、過剰な診察あるいは、それ以上の何らかの問題点があれば、黒字以上に医療倫理が大事だということは申し上げてきましたけれども、それをきちんと重視していかなければなりません。
今後も経営は大事ですけれども、医療倫理を重視した病院経営であることを思いまして、賛成討論といたします。

○12番(吉元勇議員) お聞き苦しい声で申し訳ないですが、討論させていただきます。
認定第4号「令和4年度出水市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、賛成の立場で討論いたします。
介護保険が始まって大分なりますが、この保険のおかげで、いろんな家族、私も含めて社会に助けられております。この介護保険が今後も充実し、あるいは継続していくためには、なるべく保険料の上昇を緩やかにする、あるいは介護保険事業所の職員の確保であります。これらについては、国の方針等もいろいろと今後も変わっていくだろうでありますが、我々利用する側にとって、あるいは行政にとって一番大事なことは、介護の認定者をなるべく緩やかに、あるいは少なくすることであります。私もその意味があって、7年前から、毎月1回、グラウンドゴルフ大会を開催しております。今、大体、毎月25チームぐらい、約130名の参加がありますが、こういったことも介護保険に頼らない、そういった生活・人生を送るようなことになるのではないかと思います。
今後は、介護保険を支える意味でも、なるべく介護保険に頼らない健康な体づくり、花づくりをやったり、野菜づくりをやったり、そういった環境づくりを我々議員も、個人的にもやらなければいけない時代であります。
この決算を認定することによって、今後も継続する介護保険事業であることを述べまして、賛成討論といたします。

○12番(吉元勇議員) 276ページの自伐型林業推進事業ですが、この事業が始まったのは、僕が議員になってしばらくしてだから、もう10年ぐらいやっていると思うんですけど、これ育っているのかなという気がしますが、この自伐型林業の説明が全くなかったんですけど、例えばこれによって、林業を始める方がどうだとか、そういうものの説明、あるいはこの事業がいつまでもやっていいのかとか、そういう議論があれば説明いただきたいのですが。

○12番(吉元勇議員) 次に277ページの緑化産業活性化推進事業費です。植木等の購入助成、大分件数が上がっておりますが、なかなか昨今の植木の需要、それから植木価格の低迷、その辺も含めて、行政も何らかの施策を立てて、市場の存続、市長も「植木のまち」ということで存続させていきたいという方向なんですが、議員側からして、この辺の存続のことも含めての活性化はこれでいいのか、そういうものの議論があれば、報告いただきたい。

○12番(吉元勇議員) 声枯れの2人で議論していますが、281ページ、いよいよですが、内水面漁協振興対策事業費です。ここに出水地域、高尾野地域、それぞれ事業主体、広瀬川漁業協同組合、それから高尾野内水面漁業協同組合、聞くところによると、相当な工事協力金をもらっています。西回り自動車道の関係で予算が大きくなればなるほど、工事協力金が大きくなるといったことで、単年度で500万円だの700万円だのといったような収入がありますが、その辺の議論の中で、これだけ収入があるのに、果たして、こういう補助金をやらないといかんとかと、そういったような議論があれば、報告いただきたいんですが。

○12番(吉元勇議員) 令和4年度出水市一般会計予算に関して、99.9%は賛成ですが、残りの0.1%、件数で言えば、0.1%を1件とすれば1,000分の999件は賛成ですが、1,000分の1件、これにはどうしても賛成できず、反対をせざるを得ない状況です。
内水面漁協振興対策事業費です。出水地域においては、内水面漁業振興対策事業補助金90万9,000円、高尾野地域においては高尾野地域水産業振興対策事業補助金80万円、それぞれ事業主体は広瀬川漁業組合と高尾野内水面漁業協同組合でありますが、補助金の交付先であります。これまでも、議会のほうで述べてきましたが、このたかり的構造で、それが慢性化して当たり前になっている、こういうものをいつまでも私たち、出水市政、出水市議会は黙認していくのでしょうか。
今、日本の社会は見て見ぬふりをしたことで、いろんな問題が起こっております。旧統一教会のこと、ジャニー喜多川氏による性加害、そして最近出てきたのが宝塚歌劇団の働き方の考えです。見て見ぬふりは、やってこなければ早急に被害は最小限に済んだでしょう。このことも、公共事業を背景に内水面の漁業が当たり前のように工事協力金として、受注した土木事業から取っている。こんなことが令和になっても続くんでしょうか。こういったことに、早くメスを入れなければいけません。
市長に立候補もしていない私が、ましてや市長でもない私が市長にお願いするのも何ですが、ぜひ市長には、このことを本気になって取り組んでいただきたいと思います。こういうことをいつまでもやってはいけません。
このたった1件のために、この決算に反対をせざるを得ない、そういうことで反対の討論とさせていただきます。行政の皆さんには大変、申し訳ない気持ちでありますが、1,000分の1件のために反対する私の議員としての考えにも、ぜひ御理解いただきたいと思います。

○12番(吉元勇議員) 市場については、近隣の阿久根、これは民間でしたけれども、阿久根が閉鎖し、それからいちき串木野市、ここは公設でしたけれども、ここは閉鎖したということで、昨今の生産者の減少、それから需要のこと、いろんなことを含めて存続の危機があるのではないかと思いますが、決算書を見ると順調にいっているとは思いますが、まず1点、裁判のことがありましたけれども、裁判のことも結審したようですが、その辺のことを予算書の中でどう見ればいいかですけど、裁判のことの報告と議論があれば、報告いただきたいのですが。

○12番(吉元勇議員) もうちょっと考えて、2秒ぐらい置いてから答弁いただければと思いますが。
545ページに地方卸売市場使用料1,140万円ということで、これは借家のことですけれども、年間1,100万円を超えるお金を市場のほうは払っていると。月になおしますと約100万円弱、これが市場のほうから行政に対して支払われている借家代といいますか、そんなことなんですけども、ここにきて先ほど市場の閉鎖が続いているということで、市場の存続のためには生産者の確保、それから需要先の確保、これに合わせて、この市場の職員の確保というのも最近は従業員のいろんな場面での不足があって、従業員の確保ともあるんですけど、決算書を見ると順調にいっているとはいえ、職員の処遇はどうなのかなというのは、ちょっと懸念されるところではありますが、この辺の使用料の削減といいますか、使用料の考えを見直すといったようなことを議員のほうから提案されて、行政側からも何らかの形で対応したいといったような、その辺の借地料といいますか、使用料のことについて議論があれば、お知らせください。

○12番(吉元勇議員) この中で、出水市病院事業管理者のことなんですが、ちょっとここ1、2年の経緯をあまり把握していないので、今から言う質疑になることをお許しください。
こういって病院事業管理者の給与等が引上げられるわけですが、病院経営の観点から、病院の職員にはかなり給与面でいろいろと削減だとか、無理をしてきた経緯がありますが、そこら辺、ちょっとどういうふうに改善されたか聞きたいんですけど。そうでないと、職員はあまり上がらない、でも病院事業管理者は上がるんだねといったような声があっては、やっぱりよくないので、僕はこれは賛成しますけど、職員の給与関係のことというのは、どういう経緯になっていたか。ここ1年ぐらいのことでいいんですけど、説明いただきたいと思います。
ずっと何%か削減してきた経緯があって、それで建て直しもあった、黒字化になったというのも、それで影響あったかどうかですけど、職員に対する処遇のことは、どういうふうになっていますか。

○12番(吉元勇議員) これについては、11月21日の議会運営委員会で協議されて、そのときは本定例会の日程等も協議された中で、協議時間が8時52分から9時12分、20分の中で、本定例会の日程とこの条例に関してのことがありましたけれども、今、発議されたこの内容については、どれくらい協議をされたか。もし、覚えている範囲でよろしいんですが。どれくらいでいいです、何分ぐらいと。

○12番(吉元勇議員) 本発議案に、大反対の立場で討論いたします。
先ほど、反対討論で中嶋敏子議員から討論がございましたが、そのとおりであります。
最近の出水市議会の状況を見ますと、先の定例会、本年第3回定例会の最終日に、生活保護者に関する陳情があって、それに対しては私と中嶋敏子議員のほかの議員は「1円も上げるな」という立場で反対されました。その中で、我々議員は異様じゃないかと。どういう政治家なんだろうと、本当に首を右にも左にもかしげたくなりますが、こういう状況であるからこそ、人事院勧告は基本的には国家公務員に対することでありまして、それに準じて、渡りに船というような形で「議員も、じゃあ上げようじゃないか。」と、そんな感じなのかなというふうに、この手の条例の制定については考えております。
今だからこそ、議会は今の報酬でしっかりとした仕事をやるんだと。月30万円ももらって、何が不満ですかと、そんなことを述べたいと思います。
今の市民の生活レベル、賃金レベル、あるいはいろんなことを考えたときに、上げるべきではないということを強く申し上げ、反対討論といたします。

○12番(吉元勇議員) 今回みたいな条項の繰下げ程度の議案については、ということを先の定例会でも申しましたが、わざわざ議案として提案するんじゃなくて、専決というのかな、協議の上、そういうことで、わざわざ議案として上程しなくてもいいんじゃないかといったようなことが、10年ぐらい前の議会でも行政側からの提案で、議会側は「いや、それはいかんよ」といって今に至っているんだけど、この件に関しては、「条項の繰下げぐらいだから、わざわざ議案で上程しなくてもな。」というような協議で、今後はこういったことはわざわざ議会で諮ることもないのではないかというような協議は、部内で、庁舎内というか、市長部局では協議されていないですか。この件に関して。

○12番(吉元勇議員) 議案第77号の公の施設の指定管理者の指定のことですが、有限会社出水スポーツさんが1件だったということで、選定委員会で「問題なし」として市長に提案をされ、ここに至ったという経緯でありますけれども、出水スポーツさんは出水地域の体育施設もされていますが、私もソフトテニス協会の理事長として、年間、市の庭球場で約15大会ぐらい大会を開催しています。その中で、ほかの施設の社会体育施設もですけど、例えば単純なことなんですけど、草刈りについても、本年度も何回か文化スポーツ課のほうに「どうなっているんだっけな」というメールも送りましたし、直接出水スポーツさんにも言いましたけど、ちょっと野田までは厳しんじゃないかなという認識を持っていますが、選定委員会の意見、あるいは担当課の認識として、1件しか応募がなかったからここに至ったんでしょうけど、この施設の管理という意味では、ちょっとやっぱり厳しいかなという認識は持っていらっしゃいませんかね。認識を聞かせてください。

○12番(吉元勇議員) 委員会で審査ですので、大綱ということですが、職員もいっぱい来ていて、どうすればいいのかなという感じですけど、とりあえず質疑をさせていただきます。
関連するので、2つ一緒にします。一般会計補正予算(第9号)についてですが、43ページの海岸保全施設維持管理費のしゅんせつ工事のことと、49ページ、道路新設改良単独事業費8,000万円、事業箇所は別紙一覧表58ページとありますが、この一覧表の7事業と先ほど申しましたしゅんせつ工事、工事仕様書、特記仕様書に内水面漁協への説明がある分があれば、お示しください。

○12番(吉元勇議員) 仕様書にはないということですので、肝に銘じておってください。
ついでに49ページの県単急傾斜地崩壊対策事業費1,500万円、これについては特記仕様書のほうに内水面漁協への説明があるかどうか。

○12番(吉元勇議員) 消防の関係です。51ページ、総務業務費で令和6年度の新採の洋服を購入ということですけど、聞いたところによると、昨年度新規採用において、出水市の消防組合のほうにも試験的には通ったんだけれども、同時に他の自治体の消防署のほうも受験を受けておいて、そっちに通ったからそっちに行かれたということで、昨年度は採用がなかったのか。その分を引かれてそうなったのか。その辺のことの影響があって、本年度増やしたとか、何かその辺の影響があったかどうか、この衣服の購入について。説明ができる点があれば。

○12番(吉元勇議員) 質疑の仕方が悪かったですね。
昨年度、そういう形で本来、採用すべき人数が足らずに、本年度、それだけ増やしたということになって、今年度が2人になったと。本来、昨年度で採用すべき人数ができなくて、本年度採用になったという、そんな影響はどうですか。