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出水市令和5年第4回定例会 第1日

○産業建設委員長(道上正己議員) それでは、認定第1号「令和4年度出水市一般会計歳入歳出決算の認定について」(所管部分)について、産業建設委員会が審査しました概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
主要な施策の成果の説明書45ページ、1節住宅使用料について、「滞納繰越分についての事務はどのようにしているのか。」との質疑に対し、「毎月、督促、催促、催告と通知を出している。その前に電話での催促を行ったり、訪問も行っている。成果については、まだまだなので、今後も続けて、少しでも徴収ができるように頑張っていきたい。」との答弁でした。
成果の説明書148ページ、01細々目ラムサール条約湿地利活用推進事業費の出水ラムサールロゴシール作成経費について、「24品目を承認したとのことだが、どういう商品があるのか。」との質疑に対し、「のりやミカン、豚肉の申請がある。また、工業製品をつくっている会社が、工業製品を入れる段ボールにこのマークを入れて出荷している事例もある。」との答弁でした。
成果の説明書244ページ、01細々目農業委員会一般管理費について、「農地法の許可申請3条、4条、5条の申請件数の記載があるが、許可件数は何件か。」との質疑に対し、3条申請は、126件の申請に対して126件の許可、4条申請は11件の申請に対して11件の許可、5条申請は、118件の申請に対して116件の許可となっている。5条申請の2件については、1件が取下げ、もう1件は令和4年度の最後の申請で、許可がまだ来ていないものである。」との答弁でした。
成果の説明書277ページ、01細々目緑化産業活性化推進事業費について、「植木生産機械購入助成が5件あるが、この内容は。」との質疑に対し、「植木業者の方々を対象にした生産機械の購入の補助で、原則2分の1、上限100万円の補助となっている。5件ともパワーショベルを購入されたものに対して補助をしたところである。」との答弁でした。
成果の説明書288ページ、01細々目企業立地対策事業費の情報通信関連・育成戦略検討等業務委託料について、「委託の内容はどういうものか。」との質疑に対し、「この事業は、情報通信関連産業育成に向けた人材と企業の誘致プロジェクト推進事業を令和4年度から3か年計画で実施し、1年目となる令和4年度については、デジタル技術に関する人材、企業の誘致戦略を作成したほか、市内企業のデジタル技術活用に関するニーズ調査や誘致活動に活用するPRツールを作成した。」との答弁でした。
成果の説明書321ページ、01細々目都市公園等整備事業費の総合体育館空調設備実施設計業務委託について、「空調の方式は決まったのか。」との質疑に対して、「空調方式については、アリーナ部分は、輻射パネル式の空調方式を採用し、2階の観客席は、天井から吹き降ろすタイプの空調方式を採用している。」との答弁でした。
成果の説明書385ページ、01細々目出水麓歴史館一般管理費について、「入館者数が1万4,026人だったとのことだが、コロナ前と比べるとどうか。」との質疑に対し、「コロナ前は2万人を超えていたが、コロナ禍になると半減して1万人に届かない年もあった。」との答弁でした。
討論に入り、反対の立場で、「企業立地促進補助金については、補助金の金額を、正社員、準社員、短期雇用で仕分けをするのが妥当だと思うこと、公営住宅の住環境の整備改善が実態に追いついていないと思えること、公園等のトイレの洋式化についても市民の要求に追いついていないと思えること、価格保証・所得補償を導入した農政の転換を図る必要があることを指摘して反対する。」との発言や、賛成の立場で、「決算について、数値の正確性を検証し、予算の執行及び事業の経営が適正かつ効率的に行われているかどうかを審査した結果、認定すべきものと考える。また、各事業、個別に言えば総合体育館の整備事業、屋根付き市民ふれあい広場整備事業、鳥インフルエンザ対策事業も評価できるものであると考える。」との発言があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第6号「令和4年度出水市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について」、概要とその結果を報告いたします。
歳入について、地方卸売市場使用料については、市場本体の定額の使用料と売上げに対しての使用料及び惣菜等の関連商品売場の使用料になっている。
歳出について、市場一般管理費の主な支出として、浄化槽のポンプ取替修繕、地方卸売市場事業に係る消費税及び地方消費税となっているとの説明があり、続く質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。
次に、認定第7号「令和4年度出水市水道事業会計決算の認定について」、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
出水市水道事業会計決算書32ページ、キャッシュフローについて、「当年度純利益が8,108万2,670円となっているが、他市と比べるとどうか。」との質疑に対し、「類似団体と比べると、出水市の水道事業については、企業債残高が多いと認識している。企業債残高を抑制し、今後の建設改良増大に向けて体力づくりをしている段階である。」との答弁でした。
続く、討論はなく、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決定しました。
次に、認定第8号「令和4年度出水市下水道事業会計決算の認定について」、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
「令和4年度決算の中で目立ったのが、動力費の電気料の価格高騰だと思うが、今後も高騰していくことを考えると、利用料金の見直しを考えたほうがよいのではないか。」との質疑に対し、「市民の代表の方々で上下水道審議会を立ち上げて、経営状況等の分析を行っていただいているところである。その中で、経営状況の検証・報告がされると考えている。」との答弁でした。
討論に入り、反対の立場で、「企業会計に移行して3年目の決算となるが、今後、厳しい経営が強いられる中で、いつも問題視しているが、随意契約について、毎年億単位の契約がされている。合理化計画も示されないまま、随意契約が行われているのは問題であると思う。」との発言があり、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第52号「令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分について」、概要とその結果を質疑部分を中心に報告いたします。
建設改良積立金の残高についての質疑に対し、「決算書記載の建設改良積立金2億492万6,902円に、今回、処分をお願いしている8,108万2,670円を加えた額が、今回の決算による積立金の残高となる。」との答弁でした。
続く討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決定しました。
次に、議案第53号「令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分について」、概要とその結果を報告いたします。
担当課より、「令和4年度末処分利益剰余金については2億4,776万365円であり、減債積立金に積み立てるものである。これは、下水道事業は企業債額が多く、その元金償還に充てるため、積み立てようとするものである。」との説明があり、続く質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決定しました。
以上、産業建設員会委員長報告といたします。

○産業建設委員長(道上正己議員) ありませんでした。申し訳ありません。

○産業建設委員長(道上正己議員) 誠に申し訳ないですね。議員から、質疑はありませんでした。

○産業建設委員長(道上正己議員) 説明の中で、前年度と変わったところだけど主に説明しますということで、質疑はありませんでした。

○産業建設委員長(道上正己議員) ありませんでした。

○産業建設委員長(道上正己議員) 借地料とか、そういう話はありませんでしたけれども、それぞれ予算をするときに、予算の委員会のときには、生産者を含めちょっと高齢者になってきているから、そういうものも市から少なくなっていると話はしましたけれども、決算審査については意見はありませんでした。